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ピル

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経口避妊薬について

(アメリカ産婦人科学会パンフレットより)

避妊薬(経口避妊薬、ピルとも呼ばれる)はアメリカ合衆国内で、数多くの避妊に利用されています。
ピルはほとんどの女性にとっては安全で効果的な薬剤です。
いくらかの危険性も考えられますが、ピルによる恩恵は危険性を補ってあまりあるものと考えられます。

このパンフレットでは次のことを説明しています。

ピルの働き

卵巣は、女性の生理周期をつかさどる二つのホルモンを生産します。エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)です。ほとんどのピルは、化学的に合成されたエストロゲンとプロゲステロンを含みます。これらのホルモンは卵巣から排卵するのを抑えます。卵子が出てこなければ妊娠しないのです。周期の最後には生理が起こりますが、多くの場合、期間も短く軽くそして順調になります。

避妊薬は、非常に効果があります。きちんと使えば、妊娠の確率は1年間で1%以下です。しかし、実際には3%くらいの妊娠率があります。これはのみ忘れや、下痢などでうまく吸収されなかったことによって起こると考えられます。

ピルを飲んでいる女性のほとんどが、ホルモンの合剤をのんでいます。このタイプのピルにはエストロゲンとプロゲステロンの両方が入っています。いろいろな会社から様々な量のホルモンを含んだピルが発売されています。もし、副作用が強ければ、医師に相談してみて下さい。

ピルを処方してもらうには

ピルが貴女にとって良い避妊法なのかどうかを診る為に、病院ではお話を聞いたり診察をしたりします。質問されるのは、次のような項目です。

  • 年齢
  • 喫煙歴
  • 今までかかった病気について
  • 別の薬をのんでいるか

この機会を利用して、その他の病気についても診察しておいてもらうと良いでしょう。内診などの診察をうけるのといっしょに、年齢や健康状態に応じた検査を受けます。健康で喫煙をしない女性のほとんどはピルを使用することができます。以下のような理由のある方はピルが使用できません。

  • 乳癌
  • 35歳以上で喫煙する方
  • 深部静脈血栓症の既往
  • 心筋梗塞の既往や心血管障害のある方
  • 肝機能障害
  • 不正出血のある方

のみ方

ピルののみ始めの時期は、どの種類のピルをのむかによって決まります。生理のあとの日曜日からのみ始めるタイプのピルをのむ方が多いようです(日本では少ない)。生理の途中でものみ始めていただいてかまいません。ピルが始まった日が日曜日なら、その日からのみ始めます。ちょうど日曜日に生理が始まっても、最初の七日間は他の避妊法を併用してください。コンドームなどの使用が良いでしょう。ピルを飲み忘れなければ、他の避妊法を併用するのはこの期間だけで大丈夫です。日曜日にピルを始めるとほとんどの場合、生理は週の真ん中に始まります。生理の初日からピルをのむこともできます。(日本ではこちらの方が多く使われている)この場合は、その他の避妊法を併用する必要はありません。避妊薬だけでは性感染症(STD)は防げないということを忘れないでください。コンドームを使うと性感染症を防ぐ手助けになるでしょう。

ピルをのむ

ピルは、処方されたとおりにのまなければ効果はありません。どんな理由があっても(たとえ不正出血や吐き気などがあっても)、のむのを飛ばしてしまったりはしないでください。困ったら、処方された病院に電話をかけて相談してみて下さい。性交を行う機会が少なくても、のみ続けてください。

ピルは体の中できちんと吸収されないと効果が出ません。吐いたり、下痢をしたりすると吸収されなくなります。こういった場合は次のピルを始めるまでの間、他の避妊法を併用してください。

ピルには、必ず説明書が付いています。これをきちんと読んで、よく分からないことがあれば、どんなことでも、主治医にご確認ください。ピルは21日型と28日型のものがあります。

21日型:21日型のピルを処方されたら、21日間、毎日同じ時間に1錠内服してください。新しいピルをのみ始める前に7日間空けて下さい。ピルをのんでいない間に生理が起こります。最初のピルを始めた曜日と同じ曜日に次のピルを始めるのを忘れないようにしてください。

28日型:28日型のピルを処方されたら、28日間、毎日同じ時間に1錠内服してください。シートにはいっている錠剤を全部のみおわったら、翌日に次のシートの初めから、続けてのみ始めてください。最後の7日間の錠剤にはホルモンは入っていません。毎日、飲み忘れ無く続けられるようにするための錠剤です。これによって、のみ方が簡単になります。この、最後の7日間のピルをのんでいる間に生理が来ます。

のみ忘れたら:時にはのみ忘れることもあるかもしれません。1錠だけのみ忘れた時は、思い出した時にすぐ飲んでください。次にのむピルは、いつもの時間にのむようにしてください。一回に忘れた分とその日の分の2錠をのんでも問題ありません。いつもより少しむかつきがあるかもしれません。

もし、2錠以上飲み忘れたときには、別の避妊法を併用してください。そして、主治医に連絡してどのようにしたら良いか尋ねてみて下さい。

2錠以上のピルをのみ忘れた場合には、その後ピルをのみ続けても、少量の出血が起こるかもしれません。出血しても、危険はありません。

28日型のピルをのんでいる方で、最後の7日間のホルモンが入っていない錠剤を忘れた時には、心配はありません。忘れてのまなかった分は,捨ててしまってください。その後は,いつもどおり続けていけば大丈夫です。

副作用

ピルには、一般的に起こる副作用があります。ほとんどの場合、このような副作用に危険はありません。3ヶ月も経てば症状がなくなるのが普通です。もし、3ヶ月経ってもなくならなかったり,ひどくなったりするようなら,主治医にご相談ください。他のピルに変えることで治るかもしれません。一般的な副作用は・吐き気(多くの場合、食事と一緒にのんだり、寝る前にのめば軽くなるといわれています)・不正出血・頭痛(頭痛がひどい時には,市販の頭痛薬を使うと良いことがあります)生理が飛んでしまうこともあります。もし,生理が来なくても、処方されたとおりピルをのみ続けてください。もし,ピルをのみ忘れて生理が来ないのであれば,主治医にご相談ください。この場合でも、とりあえずピルはのみ続けておいて下さい。

ピルの利点

ピルは多くの女性に親しまれ、効果の高い避妊法の一つです。その、利点をあげると

  • 簡単に使える
  • 便利である
  • 性交の前に避妊の為の準備をする必要がない
  • ぐに止められる。ピルをのむのをやめれば妊娠することができる
  • いくつかの種類の癌を予防できる

さらに、生理を順調にしてくれる上に、軽く短期間に保つことができます。これによって、貧血の傾向を減らすこともできます。ピルを使っている女性の多くは、生理痛が軽くなるとも言われています。

現在のピルは、初期のピルに比べてホルモンの量が格段に少なくなっています。したがって、古いピル(中容量ピル)より安全に使うことができます。ほとんどの場合、ピルの効果は危険性を上回ります。たとえば、ピルは乳腺の疾患(ガン以外の)を減らすといわれていますし、卵巣や子宮内膜の癌を減らすといわれています。また、子宮外妊娠の危険性を減らすとも言われています。

副作用と危険性

ピルが重症な病気につながることもあります。まれにしか起こらないことですが,一番重症な問題は、心筋梗塞や脳梗塞、下肢静脈血栓症に代表される心血管障害です。35歳を過ぎて喫煙をしている女性で高率に起こるといわれています。このような方は,ピルをのまないでください。ピルをのむのをやめると危険性は減ります。

その他の、まれな問題もおこることがあります。高血圧や胆嚢疾患、特殊な肝臓ガンや肝臓の良性腫瘍などです。

以下のような、危険な兆候が出てきたら,ただちに主治医へ連絡をして下さい。

  • 強い腹痛
  • 急激ななんともいえない胸痛または息切れ
  • 強い頭痛
  • 目のかすみ二重に物が見える
  • 片足だけに起こるむくみや強い痛み
  • ろれつが回らない
  • 体の片側だけの痛みや脱力感

ほとんどの研究では、ピルをのんでいる女性に乳がんが増えるといった結論は出ていません。子宮頚癌については、内服5年目までは微増、その後徐々に増えて10年後で2倍になると言われています。ほとんどの女性にとって、ピルの効果はリスクを補ってあまりあるものだと考えられます。

重要事項

性感染症:ピルは,性感染症(STD)の予防にはなりません。性感染症には以下のような物があります。
エイズ(HIV)・淋病・クラミジア・尖圭コンジローマ・梅毒・ヘルペス

コンドームを使うことで貴女や相手を性病から守ることができます。ピルとコンドームを併用することで妊娠も性感染症も予防することができます。

緊急避妊:避妊をしないで性交をした際には緊急避妊をという手があります。この方法では容量の多いピルを,避妊しない性交の72時間以内に内服します。高濃度のホルモンが子宮内膜を変化させ妊娠を妨げるのです。

避妊していない性交の72時間以内に内服を開始すれば、非常に高い確率で妊娠の可能性を減らすことができます。しかし、完全に避妊できるわけではありません。このような避妊が必要だと気づいたら、ただちに主治医に尋ねてみましょう。

ピルの迷信

多くの女性がピルについて聞いたり信じていたりすることは事実ではありません。正しい知識を知ってから、ピルを始めましょう。

迷信
  • ピルをのむのは危険である
  • ピルをのむと体重が増える
  • ピルは時々休みながらのんだほうが良い
  • ピルは癌の原因になる
事実
  • 35歳以上で喫煙をする女性にとっては危険性があります。しかしほとんどの女性においては、ピルの効果は危険性を上回るといえます
  • 多くの女性はピルをのんでいる間に体重が増えるどころか減る傾向にあります。
  • ピルをのむのに休薬期間を設けても何の意味もありません。ピルを休めば、望まない妊娠の可能性を増やすだけです。
  • 多くの研究でピルは乳癌の可能性を増やすことはないといわれています。子宮頚癌については、内服5年目までは微増、その後徐々に増えて10年後で2倍になると言われています。実際は、卵巣癌や子宮内膜癌(子宮体癌)を減らすといわれています。

ACOG(アメリカ産婦人科学会)パンフレットより

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